2012年12月31日

今年の重大ニュース2012

「今年最後のコラム書かなきゃ…」

最近は国民的行事の紅白も知らない歌手が多くなり
残念ながら見る気も起こらないのでボクシングなど
眺めているところだが…

何だかんだ言いながら年末年始の酒量は一向に減ることはない

「今年はネタには困らないんじゃないの?」

確かにカミさんの言うとおり
我が家の2012年は「怒涛の一年」だった…




さてさて本年も恒例我が家の重大ニュースを書き綴る年末になりました。

今年はウチの家族にとって、人生の節目となるような大きな出来事が重なって、振り返ってみると本当に怒涛の一年と言える年だったと思います。
そんなニュースをかいつまんでご報告させていただきます。


【次男青天の霹靂 転職、入籍、そして第一子誕生!】

今年一番のビックニュースはやっぱりこれでしょうか。

22歳になるウチの次男坊は今年4月に4年間務めた会社を辞め、すぐさま懸命に就活していたそのとき、同棲していた婚約者との間に子どもができたと報告されました。

結婚を約束しているとはいえ、失職し、経済的にも自立する自信が持てない最中、彼女から妊娠したことを聞き、無理もありませんが正直青い顔をして目を泳がせていた息子を目の前にして、私は彼に向き合い親父になる覚悟をしっかり持つように諭し、一刻も早く先方の親御さんにその事実を報告して頭を下げて入籍を許してもらうよう嘆願してきなさいと話しました。

先方の父上も息子の誠意を快く受け止めて下さり、それなら早い方がいいと6月に結納を交わし入籍しました。時を同じくして運よく新しい仕事も決まり、息子は製薬会社の営業マンとして目の色を変えて働き出しました。

そしてこの11月20日に第一子となる女の子「陽菜」を無事出産。詳細は先月このコラムでもご披露させていただいたので割愛しますが、我が家には家族皆が自然と優しい笑顔になれる宝物ができたのです。それは同時に私ら夫婦にとって愛すべき初孫の誕生です。

次男夫婦はまだまだ若く社会的にも経済的にも一人前とは言い難い未熟者ですが、子どもを持ってからの息子の仕事や育児に対する一生懸命さを垣間見るにつけ、その親として、きっちり支援してあげようと思う次第なのであります。



【長女: 成人式そして就職】

専門学校を卒業した長女は今年成人式を迎え、就職も決まり、これでウチの三人の子どもは全員社会に出ることになりました。

娘は照明技術という芸能界の裏方のような仕事に就き、男同様の肉体労働を続けているようですが、オヤジとしては本人が好きで選択した職業なので、自分が納得するまでやってみなさいと話しています。


ただ、もしもこれ以上続けるのは無理という状況になったなら、いつでもウチに帰って来なさいとも伝えています。

親としては成人した子どもたちの人格を認め、普段は色々余計なことを言うつもりも干渉することもありませんが、子どもたちが困ったときには安心して帰れる空間を確保しておくことも私ら親の重要な責任なのかなと考えています。

今は娘も目の前の仕事を必死にこなしながら泣き言一つ言わず踏ん張って生活してますが、都会の波に揉まれながらも自分らしく生きて欲しいと思っています。



【長男: 結納 そして結婚へ 】

長男の伴侶は鹿児島の女性です。私が九州長崎の生まれなので、先方の独特のイントネーションものんびりとした雰囲気もまったく違和感などありませんが、よくこんな縁が結ばれたなと感心しています。

この11月、その長男の結納のために九州は鹿児島に赴きました。ちょうど市街地では小原祭りという名物の市民祭りが行われている最中、今年夏以来となる鹿児島のご両親とご家族に久方ぶりにお会いして、長男の婚約の儀を行いました。


その後、先方の案内で今なお噴煙を上げる桜島を見物し、その夜は霧島温泉に一泊。ご両親や彼女の弟さんらと旨い酒肴をごちそうになり、長男の結納と言いつつ私ら夫婦が久しぶりに二人で観光旅行に出かけたような状況を演出してもらい、とても中身の濃い時間を過ごさせていただきました。


これも我が子がもたらしてくれた素敵な縁と、桜島水系のまったりとした温泉につかりながら感謝しきりのひとときだったことが思い出されます。

彼らは来年6月に結婚披露宴を東京で行う予定です。相手を思いやる今の気持ちを忘れずに、しっかりとした家庭を築いて欲しいと思います。



皆が自己の節目となる一年を終え、更なる飛躍を目指して新しい年を迎えます。

私は子どもたちに何か特別なことを成し遂げてもらいたいとか、他人から称賛されるようなことをして欲しいなどとは考えていません。

ただ、愛すべき人、守るべき人を見定め、その人々を裏切ることなく堂々と生きて欲しいと思っています。そのために、私も自分の背中を自信を持って見せられる親でありたいと思います。


今年一年、お付き合いいただきありがとうございました。
来年も相変わらずよろしくお願いいたします。